じゃないですか・・

このところ少し納まってきているように思うけど、ひところよくこの言い方を耳にすることがあった。
何がどうなのかはっきりとは説明できないけど、とにかく不快なのだ。
この言い方を不快に感じる人は、いるみたいで相手に自分の意見を強要させる意味合いがあるのか。
さんま、などは、若いタレントが、声を鼻にかけながら、この言葉を言っても「いや、そうは思わないけど」ととっさに切り替えしている。
別にこの言い回しが不快だから、そう切り替えしてるわけでもなさそうにも思うけど、私だって、いきなり、「○○じゃないですか」と言われても、「えっそうなん?」って自分の中に問い返してしまう。

たいがい、声を鼻にかけて言っているように思う。
鼻にかけるということは、本人には得意げな気分なんだろうな。
こちらは不快である。

昔一緒に仕事していた若い子が、よくこの言い回しをしていた。
私はよく若い子にバカにされる方だったけど、この子もバリバリに私のことをバカにしていた。
もう一人、その子の親分みたいな子がいたので、一緒になってバカにしていた。

短大出て、秘書検定の資格を持っているとか、とにかく資格自慢の子だったけど、あるとき「うちの社長さんはいらっしゃいません」と人に対していっているのを聞いて、思わず、「それで秘書検定受かったん?」と聞いてしまった。
「いや、今のは失敗です」とは言ったけど、これは検定以前の問題じゃないかと思った。

一生懸命は仕事したけど、自己主張が激しくて、振り回された。
自分が正しいと思い込んでいて、その太った体をブンブン振り回して、本当に目障りな子だった。
アシスタント的仕事には不向きな子だった。

その後その子は、アメリカに留学して、1年ほどだったか、戻ってきて仕事もなかったのか、また雇って欲しいと言ってきた。
人は足りてなかったけど、上司は「今は足りてるから」と断っていた。
もう振り回されるのはごめんだった。

この、とてもいやな言い回し。弟のお嫁さんが使っているのを耳にしてしまった。
好きな人が使うと、全然嫌じゃなかった。勝手なもんだ。

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夢を見た

また昔の職場の夢だった。夢に出てくるのは嫌だった職場のことばかりだ。
もう辞めてから17年ほど経つけど、ときどき夢を見てしまう。

夜の長い商店街を、誰か親しい女性と一緒に駅に向かっていた。
なぜか真っ暗で何も見えない中、その女性の腕にしっかり自分の腕を絡ませながら、歩いていた。
駅近くになって、少し明るくなっていた。
他の商店はみな真っ暗なのに、前に勤めていた店だけ、こうこうと明るかった。
覗き込むと、社長に気づかれるような気がして、目をそらしながら足早に駅に向かった。

その夢と関連していたかどうか、私は長くて熱心な接客の後、お客さんがとても満足して喜んで帰られた。
その接客の仕方を、誰かが誉めてくれた。
嫌だった社長ではなかったように思う。
でも、誉められて嬉しかった。
いつも時間を忘れて接客していた。
熱心に話を聞いた。
話を進めていく中で、推売の商品を売ることに結び付けていくんだけど、お客さんの話はよく聞いた。
話をすることで、気持ちが落ち着いていかれるような気がした。
話を聞いてあげる、というより、その人の話のないように興味を持って聞いていたように思う。
一人一人の方に完全に心を入れることは不可能だけど、その瞬間は誠実に対応していたように思う。

1つ2000円あまりの商品が、私が入る前は月に数十本売れていたのが、1000本以上売れるようになった。
利益率のいい商品だから、半分どころではない儲けだっただろうと思う。
リベートも大きくて、その商品を推売しているところは、店を拡張したり新築したりしていた。

その頃に、社長が豪邸を建てた。
私の推売のためだけで、豪邸が建ったとは思わないけど、十分助けにはなったのではないかと思っている。
贅を凝らしたその家が、砂上の楼閣のように空虚に見えた。

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